ペットは家族ですよね。
ペット・・・一般的な言葉で、犬や猫、小動物など、人と一緒に暮らす動物全般を指します。
個人的には「コンパニオンアニマル」という言葉を使いたいです💛
コンパニオンアニマル・・・「伴侶動物」という意味で、家族の一員として深い絆を持って暮らす動物のことを指します。
ペットという言葉よりも、「大切なパートナー」という意味合いが強く、動物福祉の視点からもよく使われます。
※昔、私がアニマルコミュニケーションを習った「ローレンマッコール先生」が「コンパニオンアニマル」という言葉を使っていたのを聞いて、とてもしっくりしたのです。
なので、なんとなく私は「ペット」という言葉があまり好きではないのですが、一般的にそう呼ばれているのでブログではそう書かせてもらいますね。
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ペットと一緒に過ごした時間はかけがえのないものですよね。
でも、その大切な存在を失ったとき——
心にぽっかり穴があいたような気持ちになり、どうしようもない悲しみに襲われます。
私も、12歳の猫を亡くしたことがあります。
あのときの気持ちは、今でも思い出すと涙がこぼれます。
今日は、そんな私の経験も交えながら、ペットロスの悲しみと向き合う方法についてお話ししたいと思います。
このブログが、同じような思いを抱えている方の心に、少しでも寄り添えますように。
私が経験したペットロス
私の愛猫が体調を崩したのは、ある日のことでした。
「なんだか元気がないな…」と思いながら、一日様子を見ていました。
でも、その日の夕方、やっぱりおかしいと感じて病院に連れて行ったんです。
ただ、いつも行っている病院はもう閉まっていたので別の病院に初めて行くことになりました。
検査の結果、肝臓の数値が異常に高いことがわかり、その病院に即入院になりました。
なにがなんだかわからず・・・。
私は入院と言われても、なんとか連れて帰りたかったのです。
なんか嫌な感じがして・・・。
それに病院がとても苦手な子だったので、入院となるとかなり負担になるから。
それでも夫と「大丈夫、また元気になって帰ってきてくれるよね」と話しながら、泣く泣く家に帰りました。
彼がいないうちの中は静かで、いかに存在感が大きかったかがよくわかりました。
翌朝、友達がうちに遊びに来ることになっていて、彼女とランチをしようとお店に入ったところで、病院から電話がありました。
直感的にとても嫌な気持ちで電話をとると
「すみません、亡くなりました」
と愛猫の訃報を聞くことになりました。
しばらく受け入れられませんでした。
つい昨日まで一緒にいたのに、なぜ?
もっと早く気づいてあげていたら、助けられたんじゃないか?
もっと早くいつもの病院に行けばよかった
入院した時はまだ元気だったのになんで?
どうして?なぜ?なぜ?
こうしていたら・・・
ああしていたら・・・
大きな後悔と壮絶な悲しみと苦しみが押し寄せ、しばらくなにもできませんでした。
あまりにも泣き過ぎて、目が腫れてしまいハードコンタクトレンズがとれなくなってしまいました。
ペットを失った悲しみは簡単に癒えない
ペットロスの悲しみは、人それぞれ違います。
でも、多くの人がこんな気持ちを経験するのではないでしょうか?
- 「もっとしてあげられることがあったのでは?」という後悔
- 「まだそこにいる気がする」と感じる瞬間の切なさ
- 写真や思い出の品を見るたびに込み上げてくる涙
- 誰にもわかってもらえないような孤独感
私も、愛猫のためにもっと早く病院に連れて行っていたら…と何度も考えました。
でも、どんなに考えても、過去には戻れません。
それでも、その悲しみと向き合っていくしかないんですよね。
ペットロスの悲しみと向き合うためにできること
「もう一度会いたい」
「この悲しみは一生消えないのでは?」
そう思うかもしれません。
私もそうでした。
でも、時間とともに、少しずつではありますが、心が穏やかになっていくのを感じました。
そのために私がしてきたことを、いくつかご紹介します。
① 泣きたいときは思いきり泣く
「もう泣いてばかりじゃダメだよね」
そう思うこともあるかもしれません。
でも、大切な存在を失ったのです。
泣かないほうが不自然なくらいです。
私は、愛猫のことを思い出すたびに涙が出ました。
写真を見ても、ふとした瞬間に名前を呼んでしまっても。
でも、その涙を我慢せずに流したことで、少しずつ気持ちが落ち着いてきました。
泣くことは、心を癒す大切なプロセスです。
思いきり泣いていいんです。
② ペットとの思い出を大切にする
最初は、写真や思い出の品を見るだけでつらかったです。
私はブログやFBに愛猫のことをよく書いていたのですが、亡くなったという報告はなかなか書けませんでした。
やっと書けたのは一か月後くらいだったかな。。。
少しずつ、本当に少しずつ
「この子との時間は宝物だった!うちに来てくれてありがとう♪本当に幸せだったよ!!」と思えるようになりました。
私は、愛猫の写真をアルバムにまとめたり、日記に思い出を書いたりしました。
すると、悲しいだけではなく、「こんなに愛おしい時間を過ごせたんだ」と思えるようになったんです。
あなたも「ありがとう」と心の中で伝えながら、ペットとの思い出を大切にしてくださいね。
③ 誰かに話す
ペットロスの悲しみは、なかなか理解されにくいものです。
でも、同じ経験をした人に話すことで、気持ちが軽くなることもあります。
私は、ペットを亡くした友人に話を聞いてもらいました。
すると、「私も同じ気持ちだったよ」と言われ、少し救われた気持ちになりました。
また、同じような経験をした人が集まる場に参加するのもいいかもしれません。
最近では、オンラインのペットロスサポートグループなどもあるみたいです。
④亡くなったペットと話す
信じられないかもしれませんが、ヒプノセラピー(催眠療法)では亡くなった存在とおはなしすることができます。
動物に限らず亡くなった人とも話せます。
催眠状態になると、脳波がシータ波前後の特別な領域になります。
この状態は異世界に繋がりやすいようで、生きているペットとも話せます(アニマルコミュニケーターのかたは、そういう状態で話しています)
ヒプノセラピーでは異種間コミュニケーションと呼んでいます。
亡くなった子と話すことにより
なぜうちに来てくれたのか?
うちに来て幸せだったか?
色々とお話を聞いているうちに、だいぶ現実を受け入れることができるようになり、また自分も癒されました。
彼らは亡くなったあとも、私たちのことを心配して癒してくれるんです💦
ペットはずっとあなたの心の中にいる
時間が経つと、悲しみは少しずつ和らいでいきます。
でも、それは「忘れる」ということではありません。
ペットとの思い出は、ずっとあなたの心の中に生き続けます。
ふとした瞬間に思い出すたび、愛おしい気持ちになれるはずです。
私も、今でも愛猫のことを思い出します。
まだまだ涙が出るけれど、それは悲しい涙ではなく温かい涙なんです💛
それだけ大切な存在だったんですよね。
だからこそ、「ありがとう」と伝えながら、前を向いていけたらいいなと思います。
ペットロスで苦しむ人の心が少しでも癒されるように
私はヒプノセラピーのメニューに
「異種間コミュニケーション」
(アニマルコミュニケーション)
というメニューがあります。
私と同じように、ペットを失った悲しみの中にいる人の心が、少しでも軽くなるように。
もし、誰にも言えずに苦しんでいるのなら、無理にひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
あなたの悲しみは、決しておかしいものではありません。
このブログを読んでくれたあなたが、少しでも心を癒すきっかけを見つけられますように。
ペットとの素晴らしい時間を、これからも大切にしていけますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
写真は愛猫が亡くなってから
ちょうど一年目に保護した三毛😽の桃子と、ハリネズミ🦔の桜子。
これも不思議な出会いでした♪