前回「病は気から」でも書いたように心の影響は身体に出ます。
感情や知性、欲望のバランスが崩れると身体も不調になります。
なんとなく心配事がある時は食欲がなくなったり、眠れなくなったりしますよね。
逆に嬉しいことがあった時は、身体が軽くなったりします。
病気の時は気持ちが落ち込んだりしますね。
このように、心の影響は身体に出るし、身体の影響は心に出ます。
ちなみに、ヨガを広めた「沖正弘」先生は
道場では、心身の健康のために「心7:身体3」の割合で訓練されていたそうです。
それほど
心の持ち方は身体に影響する
のですね。
ですから、心の修練を積んでいる人は身体が弱いとは考えられないとおっしゃっています。
心の修養は身体の修養に繋がるからです。
だから、身体の修養は心の修養にもなりえます。
では、どんな状態を「心が良い状態」というのでしょうか?
それは
心が安らいでいる時
つまり
身体のどこも緊張しておらず、リラックスした状態
何事にも喜びを感じる平和な心であること
何事にも執着がなく、偏りがない安定した心
ということです。
では、こんな心の状態にするにはどうすればよいのでしょうか?
沖先生はこのようにおっしゃっています。
●欲しいと思った時、いらないと思え
●「できそうもない」と思った時「できるかもしれない」と思え
●いやなことがあったら、ありがたいと思え
●「大丈夫」と思った時、「ひょっとしたら・・・」と思え
このように、常に逆の刺激を自らに与えるとバランスの取れた心境になれるとのこと。
なるほど・・・。
難しいと思いますか?
ちょっと頭の隅っこに入れておけば、この発想が出てくるかもしれませんね。
反対の感情をふと考えただけで、冷静になれるっていうことですね。
普段から、浮かれたら浮かれっぱなしの私・・・(笑)
感情に流されっぱなしの私ですが・・・気を引き締めていきたいと思います♪(o^^o)
そういえば、うちの旦那さんの口癖・・・
ある物事(出来事)に直面したら、必ず逆からも見る事が大切
と言っていますね。
(私が単純なので(´Д`ι))すぐに鵜呑みにせず、色んな視点から見るということですね~。
深いね・・・。