原因療法と対症療法

今年ももう師走です。
寒さも増してきましたね。
気温が下がり乾燥気味だと、どうしても風邪を引きやすくなります。
 
体のどこかが痛い・・・不快・・・など、明らかに通常の状態と違う不調が続くと、人は病院に行きますね。
 
病院に行くと、患者は医者に症状を伝えます。
医者は、症状を和らげるため(だけ)の薬を処方します。
患者は薬を飲んで、諸症状はおさまります。
 
たとえば咳が出たら咳止めの薬を飲む。
 
これでいいの?
 
なぜ咳が出るのか?
それは、身体に必要ない物質(アレルゲン、ウィルスなど)が入ってきているから、それを追い出そうとしているのですよね。
 
何ヶ月も続くとか、咳き込みすぎて吐いてしまうとか症状がひどいときは、薬を飲むのもありだと思います。
  
 
でも・・・ 
本当の意味での健康とは「体」と共に「こころ」も健康であることなのですが、現在の西洋医学ではとりあえずその症状を部分的に治す(=対症療法)のが目的になっています。
 
 
対症療法
表面的な症状の消失あるいは緩和を主目的とする治療法。
多くの病状(症状)は、病気の病原菌などを取り除こうとする正常な生体反応の結果なのですが、その大切な生体反応を抑えてしまう療法です。
 
 
人は、それらの反応が出ることにより治癒に向かうのに、それを抑えてしまうと、根本原因を放置したまま病気をかえって悪化させてしまう恐れがあります。
 
 
しかし、現代の西洋医学はほとんどこの「対症療法」です。
 
本来、ただ部分的に治すだけではなく、患者の「根本的な原因(こころも)」を治すことが先決なのです。
 
それにより自然治癒力も力がついてきて、身体は自力で治そうとしてくれます。
 
 
このようなホリスティック医学は、だいぶ日本でも増えてきているようですが、まだまだ発展途上のように感じています。
 
 
 
「こころ」の病に関しても同じです。
 
 
 
「自分の苦しさ、恐怖、不安、緊張、ネガティブな思い」
から解放されるには、
 
こころの奥底に潜む本当の自分の気持に気づき、認め、素直になることです。
 
 
ヒプノセラピーは、まさにこの「対症療法」の対比である「原因療法」になり、根本の原因を追求することができるのです。
 
 
皆様、どうぞ、自分の痛み(こころの奥底の)を隠さず、見て見ない振りをせず、勇気を出して、認めてあげてください。
 
 
その不安、その恐怖はすべて「自分」なのです。
いろいろな自分があるのは、自然なことなんです。
悪魔な(笑)自分も、意地悪な自分も、優しい自分も、全部自分です。
 
 
 
自分を認め、素直になり、思いきり大切にしてください、愛してください♪
 
これ、怖いことでもなんでもないですよ。
自分がちゃんと受け止める範囲を潜在意識が決めてくれますから。
 
人間の潜在意識って、本当に素晴らしく出来ているのです。
 
 
※もちろん西洋医学を否定しているわけではありません。
私もたまにお世話になっていますから。
酷い症状(急性)のときは特に病院はありがたいですよね。 
まさに対症療法してくれるので(o^^o)
 
本日もありがとうございます。

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