こころのざわつき(雑念)の止め方~その2

前回の雑念の止め方で、頭が真っ白になる呼吸法を書きましたが、それを続けているとどうしてもまた、雑念が浮かんできたりしますよね。

今日はその雑念にあえて集中する方法です。

 

なぜそのようなことが頭に浮かぶのか?
自分は「そのようなこと」に対して、どう感じるのか?

怒り
悲しみ
心配
孤独
不安
恐怖・・・など。

それは誰に対して感じることなのか?

自分
家族
友人
知人
他人・・・など。

それを感じること、思い出すことのメリットは?
それを感じること、思い出すことのデメリットは?

そう考えた、感じたことを自分で受け入れたとしたら、今後はどのように行動すればよいのか?

 

このように、ひとつひとつの事柄をどんどん細かくして、自分自身に対して聞いてみましょう。

 

なぜそう思うの?
なぜそう感じるの?
どんな時に感じる?
いつから?
どのように?
じゃあどうすればいい?

これは、ヒプノセラピーのセッションの中で誘導しながら私が質問することに似ています。

リラックスして呼吸に意識を向け、落ち着いた心でひとつひとつの雑念に向き合うことができれば、自分自身で自分と向き合うことができます。

そして、自分自身で悩みに対する問題解決の突破口が開けます。

トップページの「催眠とは」にも説明が書いてありますが、「催眠状態」というのは特別な意識の状態というわけではなく、ただウトウトと眠くなる寸前のことです。

 

そして、その状態になると、普段は感じることが出来ない自分の潜在意識(無意識の部分)を探ることができるのです。

 

練習を重ねていくと、このようにセルフヒプノも出来るようになります。

ただ、本当に集中して行なわないと、一人でやる場合は寝てしまう可能性があるので、仰向けにならずにソファにゆったり腰かけたり、結跏趺坐や半跏趺坐の姿勢が良いでしょう。

そうすると
「ああ、自分はこんな事で悩んでいるのではなく、その根っこ(原因)はあっちだったんだな・・・」
というように冷静に分析できるようになります。

そこまでいくと、その悩みとその原因を自分自身で受け入れたことになり、自然に自分の中から解決に導く力が出てくるのです。

 

自分で行うのが難しい人は、ヒプノセラピーセッションをどうぞ(o^^o)

 

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