年末のお休み、久しぶりの「夜のお出かけ」🎷
もう年が明けてしまったけれど、29日にやっとお休みに入った旦那と、本当に久しぶりに夜のお出かけ。
行ったのはずっと気になっていた、家の近所にあるジャズバー。
「近所にこんなお店あったんだよね」
「前から気になってたんだよね」
そんな会話をしながら入ったそのお店で、ジャムセッションの日に当たったのは、ちょっとしたご褒美みたいだった。
若いころの年末といえば、ブルーノートに行って背伸びして、ちょっと気合い入れて聴くジャズ。

あの頃はあれが「特別」だった💖
でも昨日はわざわざ遠くに行かなくても、近所で、肩の力を抜いて、ちゃんと楽しめた。
「あぁ、今はここで十分だね」
そんなふうに会話も弾んだのが、なんだか幸せで嬉しかった。
ジャズって、やっぱり不思議🎼
改めて思ったけど、ジャズって本当に不思議。
リズムは複雑だし「今どこ?」って一瞬迷うのに、ちゃんと合っている。
しかも、演奏する人も歌う人も、それぞれ自分の楽譜を持ってきてそれを演奏者に渡す。
そして説明は、ほんの少し。
「こんな感じで」
「リズムはこれで」
……以上。
え?
それだけ?
打ち合わせ、終了?
と思った次の瞬間、もう演奏が始まっている🤣

初見なのに、曲になっちゃう世界
渡された譜面を見ながら、演奏者たちは迷うことなく弾き始める。
え?プロじゃないんですよね???😅💦
初見なのに。
初めての曲なのに。
ちゃんと曲になってる。
それも、
「なんとなく」じゃなくて、
ちゃんと音楽として。
あとで知ったけど、ジャズの譜面って全部が細かく書かれているわけじゃないらしい。
・メロディ
・コード
・流れ
あとは、余白。
完成図じゃなくて、「地図」だけ渡されている感じ。
その地図を見て、それぞれが感覚で音を選びながら、でも不思議と同じ方向に進んでいく。
これ、ほんとにすごい。

え、そこから入るんですか!?な歌🎤
さらに驚いたのが、歌。
演奏の流れの中で、歌う人が前に出てきて、
「え、今ここから!?」
というタイミングで歌い出す。
でも、バンドは一瞬で反応する。
音量が変わり隙間ができて、歌がちゃんと居場所を持つ。
誰も慌てない。
誰も止めない。
誰も指示しない。
なのに、合う。
合わせに行ってる感じじゃなくて、「もうわかってる」感じ。
見てるこちらだけが、
内心ドキドキしてる(笑)
全員、真顔(笑)
そして、もうひとつ印象的だったこと。
演奏している人、誰一人笑ってない(笑)
みんな真顔。
とにかく真剣。
「ジャズって、笑顔いらないんかな?」
って思わず心の中でツッコミ。
でもよく見ると、
冷たいわけでも、
楽しんでないわけでもない。

あれはきっと、
集中しすぎて、
楽しすぎて、
顔に出ないやつ。
演奏が終わった瞬間だけ、
ふっと緩む表情。
「あ、今めちゃくちゃ楽しかったんだな」
って、そこでわかる。
ちゃんとしなくても、ちゃんと合う世界
ジャズを見ていて、
ふと思った。
私たちの日常って、
ちゃんとしようとしすぎてない?
説明しなきゃ
合わせなきゃ
間違えちゃいけない
空気読まなきゃ
でもジャズは、
説明は最小限。
正解もひとつじゃない。
それでも、
ちゃんと流れが生まれる。
むしろ、
ちゃんとしようとしないほうが、
合っているようにも見える。
信頼があって、
委ねる覚悟があって、
「今ここ」を感じている。
それだけで、
音は自然につながっていく。
今の自分にちょうどいい場所🍀
若いころは、
ブルーノートで聴くジャズが特別だった。
でも今は、
近所のジャズバーで、
肩の力を抜いて、
じんわり味わう夜が、ちょうどいい。
背伸びしなくても、
ちゃんと楽しめる。
笑顔がなくても、
深く楽しんでることもある。
ジャズの世界を通して、
そんなことを感じた
年末の夜でした☺️



