日々、家族や職場、買い物など色んな場面でいろんな人と会話をしていますよね。
そんな時に、ふと誰かに何気なく言われた言葉が、「グサッ」と心に刺さることってありませんか?
例えば、友達に「もっと計画的に動いたほうがいいよ」と言われたときや
上司に「もうちょっと丁寧に仕事したほうがいいんじゃない?」と言われたとき。
その瞬間、「なんでそんなこと言うの?」とムッとしたり、イライラしてしまったりしますよね。
でも、少し時間が経つと冷静になって
「あぁ…確かにそうかも」
と思うこともある。
なぜ、私たちはこういう言葉にイラッとしてしまうのでしょうか?
それは、ズバリ
「図星だから!」
本当のことを言われると、無意識に自分の中のプライドが傷つくからなんです。
では「グサッ」とくる言葉の正体ってなんでしょうか?
なぜ「本当のこと」を言われるとイラッとするのか?
例えば、あなたが最近ちょっと運動不足だなと思っていたとします。
そんなときに友達から「最近ちょっと太った?」なんて言われたら、どう感じますか?
「え、そんなこと言わなくてもいいじゃん!」
「別に気にしてないし!」
そんなふうにムッとしてしまうかもしれません。
でも、実は心のどこかで「確かに最近、運動してないな…」と思っていたりするんですよね。
(これ実は、私が主人に言われる言葉なのです😅💦)
そう、「自分でも気づいていること」を他人に指摘されると、プライドが傷つのですよ~💦
「自分でわかってるから、言わないでほしい!」
っていう気持ちになるんですよね。
たぶん、自分も人に何気なくそういうことを言っているんだろうな・・・。
でも、もし全く心当たりがないことを言われたらどうでしょう?
例えば、毎日ジムに通っている人が「最近運動してないでしょ?」と言われても、きっとイラッとはしません。
むしろ、「いやいや、毎日行ってるよ!」と笑って流せるはず。
つまり、「グサッ」とくる言葉って、すでに自分の中にある「気づき」なんですよね。
わかっていることを言われると・・・
たとえば昔から時間管理が苦手で、よく遅刻していた人がいたとします。
そんなとき、その人は友達に「もうちょっと早めに準備したほうがいいよ」と言われました。
そのときの彼女の心の声は…
「うるさいなぁ!そんなこと言われなくてもわかってるし!」
と思ってしまう。
でも、冷静になって考えると、確かに自分はいつもギリギリに家を出るタイプだなと思う。
本当のことを言われてイラっとしてしまったんですよね。
しかし・・・結局、その言葉って心に残っていたりするんです。
だから「やっぱり直したほうがいいのかな」と感じるようになって、自ら少しずつ行動を変えるようになっていきます。
そういうときは、あのときのイラッとした言葉が、今では「ありがたい言葉だったな」と思えるんです。
「グサッ」とくる言葉をプラスに変えるコツ
じゃあ、どうすれば「イラッ」とする気持ちを減らせるのでしょうか?
そのためのコツをいくつかご紹介します。
① まずは一呼吸おく
イラッとしたときは、すぐに反論したくなってしまうかもしれません。
でも、すぐに言い返さずに
「あれ?なんでこんなにイライラしたんだろう?」と考えてみましょう。
「もしかして、ちょっと図星だった…?」
そう思えたら、気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
② 言葉の裏にある「優しさ」に目を向ける
大抵の場合、指摘してくれる人は「もっと良くなってほしい」と思っていますよね。
仲良しの人ならなおさらです。
本当にどうでもいい人には、わざわざ言葉をかけたりしませんよね。
例えば、上司が「もうちょっと丁寧に仕事したほうがいいよ」と言うのは、あなたの成長を願っているからです。
友達が「もっと計画的に動いたほうがいいよ」と言うのは、あなたのことを思っているから。
言葉の裏側にある「相手の気持ち」に目を向けると、少しだけ気持ちが和らぐかもしれません。
③ 「ありがたい言葉だったかも」と考えてみる
最初はイラっとした受け入れがたい言葉でも、時間が経つと「言ってもらえてよかった」と思えることが多いです。
過去に「グサッ」ときた言葉を思い出してみてください。
その中に、「あの言葉があったから、今の自分がいる」と思えるものはありませんか?
指摘されたことを素直に受け入れるのは難しいですが、ちょっとずつ「ありがたい言葉」として受け取れるようになると、自分の成長にもつながりますよね♪
おわりに
「グサッ」とくる言葉は、決してあなたを傷つけるためのものではありません。
むしろ、それは「自分が成長できるチャンス」でもあるのです。
もちろん、すべての言葉を真に受ける必要はありません。
ただ、「なんでこんなにイラッとしたんだろう?」と考えてみるだけでも、気づきが生まれます。
次に誰かの言葉にイラッとしたときは、ちょっとだけ立ち止まってみましょう。
もしかしたら、その言葉は、未来のあなたにとって「宝物」になるかもしれません。
こんなポジティブ発想で💛
毎日素敵な一日をお過ごしください!