※この記事はクライアントさんのご承諾をいただいています。
心の癒しとヒプノセラピー
こんにちは。
昨日は暖かかったのに、今日はみぞれまじりの寒い日でしたね。
明日はもっと寒そうです。
風邪もまだまだ流行っているようなので、お身体ご自愛しつつ穏やかな一日をお過ごしくださいね。
さて、私はヒプノセラピストとして、たくさんの方々と向き合い、その心の奥深くにある思いや感情を大切に扱うお手伝いをしています。
今日は、私のセッションで感じたほっこりとしたエピソードを皆さんにお伝えしたいと思います。
小さな一歩、大きな変化
先日、あるクライアントさんがいらっしゃいました。
彼女は長い間、不安とストレスに悩まされ、毎日がとても辛いと感じていました。
しかし、彼女には大切なご家族がいて、そのために何とか前向きになりたいと思っていらしてくださいました。
初めてのセッションでは、クライアントさん自身の心の中にある不安を少しでも和らげるため、深いリラクゼーションと好暗示を入れました。
こういうかたって、長年のストレスの蓄積のせいか身体もこわばっているので、まずは深いリラックスが必要なんです。
彼女の呼吸に合わせながら、ゆっくりとセッションを始めました。
そして、徐々にリラックスと共に心が安らかになっていくのを感じました。
その瞬間、彼女の表情が少しずつ和らぎ、微笑みがこぼれはじめました。
内なる子供との対話
次のセッションでは、彼女の内なる子供と対話をしました。
彼女のインナーチャイルドは、3歳くらいでした。
(クライアントさんによって、出てくるチャイルドは年が違います)
このクライアントさんが幼い頃に感じた悲しみや孤独を、今の自分が優しく包み込むようなイメージを使いました。
お留守番が多かった彼女は、なかなかお母様に甘える時間がなかったようです。
彼女は涙を流しながら、セッションの中で存分にお母さんに甘えておしゃべりをしてだっこしてもらいました。
その涙が心の中の重荷を少しずつ解き放っていくのを感じました。
未来への希望
最後に、「未来の自分」をイメージしました。
心の中で未来(1年後)の自分と対話し、その自分がどんな素晴らしい日々を過ごしているかを感じていただきました。
そして、1年後の彼女から愛ある深いメッセージをもらいました。
セッション後は、重かった気持ちがうそのように晴れて、今はとても心地よく毎日を楽しく過ごされているそうです。
ヒプノセラピーは、心の中にある力を引き出し、自分自身を癒す手助けをする素晴らしいツールです。
クライアントさんとのセッションを通じて、私自身も毎回たくさんの学びと感動をいただいています。
これからも、皆さんの心がほっこりするようなエピソードをお届けできればと思います。
どうぞ、心穏やかにお過ごしくださいね。