「竹内まりあさん」にやられた日

時計

先日、うちの夫と結婚して24年が経ちました。

結婚24周年というわけね。

……って書くとなんだかしみじみしますが、
実際はわりとサラッとしてまして、毎年「え?今日だった?」で終わることもしばしば。

そんな私たちが、今年はちょっと違った😅
なんと、ふたりともその日たまたま休み!(珍しい!)

「じゃあ、せっかくだしなんかする?」
「…え、じゃあ昼からカラオケとか行ってみる?」
(昼間のフリータイムは安いのだ(笑))

という、完全ノリで昼カラデートが決行されました。
なにこの青春。笑


お菓子と飲み物🍺を買い込み、いざ参戦!

行ったのは、持ち込みOKのカラオケ店。
そんな夢みたいな制度があるお店に感謝…!

気分は完全に遠足。
スーパーで、お刺身(←渋いでしょ、家から醤油とわさび持参済み(笑))、おつまみのお菓子、ビール🍺を買って、意気揚々とふたりして大荷物でカラオケルームにIN。

「完全にピクニックやん」と思いながらも、マイクを握ると不思議とスイッチが入ります。


80年代ポップスでタイムスリップ

最新曲? 知らん!
ランキング? 全然わからん!

「バンド名」か「曲名」かもわからん・・・😅

「誰!?」っていう若者の名前が並ぶ中、私たちは一貫して昭和ポップス一直線。

私は竹内まりや松任谷由実(荒井由実)尾崎亜美あたりを攻めまくる。
夫は山下達郎、杉山清貴、オフコースとか。

なんなら歌う前に「あーこれ懐かしい〜」
「この曲が流行ってる頃さー、・・・」って話してる時間のほうが長い(笑)

そのひとつひとつに、「あの頃」や「若かった私たち」が詰まってるんですよね。

しかも、キーを2つ3つ下げないと歌えない現実(笑)

顔を抑える女性と犬のイラスト


事件:竹内まりやの「人生の扉」で涙腺崩壊

そして…私がうっかり選んでしまったんです。
「人生の扉」を。

最初は普通に歌ってたんです。
「春がまた来るたびに〜」なんて気分良くね💛

でもね、60代の歌詞に差しかかったところで、
なんだか胸の奥がじんわり熱くなってきて……うるうる。

気づいたら、涙がポロポロ止まらなくなって💦

あの歌詞、沁みすぎるんです。もうズルいくらい、心に響く😥😥😥

24年一緒に歩いてきた時間の中で、笑ったこともあれば、黙って乗り越えた日々もあって。

普段は口にしない感謝とか、相手への思いやりとか、いろんなものがぐるぐると浮かんできて…

こうして今、ふたりで笑いながらカラオケできることが、本当にありがたくて、あったかくて、幸せで。

「こんな時間、あとどれくらい続くんだろう」なんて思ったら、もう感情が溢れすぎて。

マイクは持ってるのに、声が出せなくなっちゃって、涙がつーっとこぼれて…
結局、その曲は途中でギブアップ(笑)
(誰か「泣かせる曲」って注意書きしておいてください…)

隣の夫は「えっ、なに泣いてるの?(笑)」と呆れてた。
この温度差っていったい・・・🤣

しかも、カラオケで泣くなんて初めてのこと!

昔から涙腺が弱いけれど、還暦を過ぎたらさらに崩壊状態になるのが早い不安


24年経っても、こういうのっていいな

結局「人生の扉」は途中でフェードアウト。
でも、そのあと歌ったユーミンで元気を取り戻しました。たぶん。

思い返せば、24年ってあっという間。
ケンカもあったし、なんなら今朝もちょっと口きいてなかったし(笑)

でも、なんだかんだで今こうして笑って(泣いて?)
一緒に歌ってるって、なんだかすごいことだな〜と。

高級ディナーもプレゼントもない我が家だけど、昼カラの小さな感動が、今年の記念日をちょっと特別な日にしてくれました。


人生、カラオケで泣く日もある(笑)

ということで、今年の結婚記念日カラオケ事件簿をお届けしました。

「昔の歌をふたりで歌う」
それだけで、思いがけない感動と笑いが生まれました。

歳を重ねるって、悪くない。
これからも、歌詞の続きみたいに、
ゆるくて、あたたかい毎日を重ねていきたいです。


「人生の扉」 竹内まりあ

春がまた来るたび ひとつ年を重ね

目に映る景色も 少しずつ変わるよ

陽気にはしゃいでた幼い日は

遠く気がつけば五十路を越えた私がいる

信じられない速さで

時は過ぎ去ると知ってしまったら

どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよum

I say it’s fun to be twenty (twenty)
「20歳って楽しいって私は思う」

You say it’s great to be thirty (thirty)
「30歳って最高だってあなたは言う」

And they say it’s lovely to be forty (forty)
「40歳って素敵だってみんなは言う」

But I feel it’s nice to be fifty
「でも私は、50歳っていいなって感じている」

満開の桜や 色づく山の紅葉を

この先いったい何度見ることになるだろう

ひとつひとつ人生の扉を開けては感じるその重さ

ひとりひとり愛する人たちのために生きてゆきたいよ oh

I say it’s fine to be sixty (sixty)
「60歳も悪くないって私は思う」

You say it’s alright to be seventy (seventy)
「70歳だって大丈夫ってあなたは言う」

And they say still good to be eighty (eighty)
「80歳でもまだまだイケるってみんなは言う」

But I’ll maybe live over ninety (ninety)
「でも私は、もしかしたら90歳超えて生きちゃうかもね」

君のテニムの青が 褪せてゆくほど味わい増すように

長い旅路の果てに 輝く何かが誰にでもあるさ oh

I say it’s sad to get weak
「弱っていくのは切ないなって私は思う」

You say it’s hard to get older (older)
「歳をとるのは大変だってあなたは言う」

And they say that life has no meaning
「人生には意味なんてないって言う人もいる」

But I still believe it’s worth living, oh
「それでも私は、生きることには価値があるって信じてる」

But I still believe it’s worth living, whoa, um
「やっぱり、生きることは素晴らしいって思う」

ね?ね?

奥さん💖💖💖

ほんと沁みるでしょ💫
こころに・・・深く深く・・・きちゃうでしょ💗

本当に素敵な歌詞ですよね♪

これから素敵な歳を重ねて、可愛いおばあちゃんになるのが夢です♪

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